【Story研修・特別版】
「非言語コミュニケーション」の話題から(2015年5月7日投稿)
自分らしい 10 着(大好きな服の選び方)10 着のワードローブ(4)
10着のワードローブを選ぶには、まずクローゼットの要らない服を捨てる必要がある。片づけ終わったときには、クローゼットには10 着の服(と、その他のアイテム)しか下がっていないように、要らない服はごっそり処分するのが肝心。余分な服を捨てたり、(目に付かない)場所にしまえば、効果は絶大で、ごまかしが利かなくなる。
ワードローブは 10 着のコアアイテムを中心に構成される(2〜3 着なら多くても少なくても構わない)。この10着には上着類、ドレス類、アクセサリー、アンダーシャツ、は含まない。ワードローブ選びは人によって、また住んでいる場所やライフスタイルによって変わってくる。
まずは、あなたのふだんの 1 ⽇の予定を考えてみよう。役員会議︖ PTAのミーティング︖ それともあなたは家で仕事をしている︖ ⾃転⾞に乗ることが多い︖ それから、住んでいる⼟地の気候(雪が降る、⾬が多い、温暖など)や、⾃分⾃⾝のライフスタイルや個性(流⾏に敏感、流⾏にとらわれないなど)も考慮に入れる。
わたしが住んでいるのは、冬でも温暖な南カリフォルニア。わたしの 10 着のワードローブは、いま私の生活にふさわしい内容になっている。わたしは⼩さいふたりの⼦どものいる⺟親だけれど、きちんとした感じの服を着たい。だから、ちょっとおしゃれな雰囲気のカジュアルでスポーティーな服がワードローブの大半を占めている。
では、ここで 10 着のワードローブの具体例を紹介しよう。このなかのアイテムは、どれもほかのアイテムと組合せが利くようになっている。最小限のワードローブでは、いろいろな組み合わせができることが重要だ。
春・夏用の 10 着のワードローブ(例)
シーグリーン(海緑色)のシルクのトップレス/透け感のあるゴールドブラウンのブラウス/ネイビーと白のボーダーシャツ/ベージュのクルーネックセーター/シーフォームグリーンのVネックのカーディガン/⿊のセンタープレスパンツ/シーグリーンのAラインスカート/カーキ色のペンシルスカート/白または濃紺のジーンズ(両方あってもよい)
秋・冬用 10 着のワードローブ(例)
カシミアのセーター3枚(ベージュ、クリーム⾊、⿊)/シルクのブラウス 3 枚/白のボタンダウンシャツ 1枚/濃紺またはダークグレーのウールのテーラードパンツ/⿊のウールのスカート/⿊のスキニーもしくはブーツカットのジーンズ
※参考⽂献︓『フランス⼈は 10 着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット著/大和書房)