季節のStory特別版③「メンタルへルス強化お役立て情報」対象者:全社員
新入社員研修、コミュニケーション研修、コーチング研修、リーダーシップなどで活用 (2013年4月20日投稿)
〝 コップ半分の水〟は、ポジティブ・シンキングとネガティブ・シンキングを比較するとき、よく例に出るたとえです。
山本は、この〝 コップ半分の水〟について、新入社員さんには砂漠で迷った旅人の心境で判断してもらうことにしています。そして、ある調査結果をもとに、「まだ半分」とするポジティブ・シンキングのほうが、はるかに生き残りの確率が高いと解説します。
あるとき、子供が3人のレンガ職人に出会い、「何をしているの?」と尋ねました。第1の職人は、「セメントを混ぜているんだよ」と答えました。第2の職人は、「この壁を作るのを手伝っているんだよ」と答えました。第3の職人は微笑みながら、こういいました。「大聖堂を建てているんだよ」。
この譬えは、マーケティングの権威P・コトラーの『コトラーのマーケティングコンセプト』に出てくる話で、ブログでも以前取り上げた(2010年8月 7日)ことがあります。なお、再度これに触れたのは、同じ本の中に〝コップ半分の水〟に関する記述があるからです。リーダーに対して語られていますが、新入社員の心構えにも当てはまると思い、そのまま紹介いたします。
新入社員研修に限らず、研修は理論を学ぶ場ではなく、実践で役立つ知恵を学ぶ場と考える山本は、そうした考え基づき、どちらにお邪魔してもマーケティングに関する話題を必ず語るようにしています。その際、コトラー先生の本を参考にすることが多いのです。さて、今回のまとめは、ポジティブ・シンキングの方がはるかに長生きできるという、ある調査結果からです。
※1:『コトラーのマーケティングコンセプト』(F・コトラー著/東洋経済新報社)
※2:『「そ・わ・か」の法則』(小林正観著/サンマーク出版)